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在外公館派遣員 PR

在外公館派遣員試験の面接とは?2次試験対策を考える

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在外公館派遣員2次試験の面接詳細はお伝えできない決まりです。しかしある程度面接内容を事前に想定しておくことは可能です。

この試験ではどんな人を求めている?どんな事を質問される?

あらかじめ面接官の質問を事前に想定し、ある程度準備があれば焦ることなく落ち着いて面接に望むことができると思います。

こう答えれば絶対大丈夫!の様な面接で受かるテクニック的なことは正直分かりません。

実際面接試験で聞かれるかどうかは別にして、個人的に事前に想定していたら良いのでは?と思う面接の質問などを書いていますので良ければご覧ください。

在外公館派遣員に関する書籍

在外公館派遣員」を詳細に解説したガイド本です。

在外公館派遣員とは何か?から仕事内容、試験合格後の赴任から帰国まで網羅してあります。実際の経験者の生の声が書いてあるのでおすすめです!!

挑戦!語学をいかして海外勤務 大使館で働くための「派遣員」ガイド

ジャポニカの歩き方

初めての海外でひどい目にあい、「二度と海外には行かない!」と決心したはずの主人公。しかしバイト先で知り合った外交官に「在外公館派遣員」になるように誘われます。晴れて合格!そして赴任先での海外派遣員生活が始まる!

作者の実体験をもとに書かれた漫画だそうです。

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応募動機、志望動機、自己アピール

応募時に「志望動機や自己アピール」の記入欄があったと思います。

自分ことを紹介するところです。大学での勉強、部活の種類、アルバイト、得意なこと、趣味など。

面接官はこの文章を見てあなたを理解されます。記入した事に深くつっこみを入れられる、深く掘り下げて質問される可能性があります。

必ず、質問されたことに具体例などを交えて論理的に答えられるようにしておくと安心です。

日本語面接試験

学生、新卒で受ける、現在社会人の既卒で受ける、大体3種類に分かれると思います。このどれかによっても質問内容は変わってくるでしょう。

面接に関しては、ほとんどの人が経験あるのではないでしょうか。面接官がおり、(一人または複数)履歴書を見て、聞かれた質問に答えるという雰囲気のものが一般的かと思います。

そしてその履歴書に書いてある情報、

自分の住んでいる地域、年齢、学校、大学、学科学部、受験する外国語情報、現在の仕事など履歴書の情報が面接官にとって全てです。

なので、必然的にこの中の情報を頼りに質問をしてくると考えられます。現役学生と既卒社会人とで質問の内容は少し違ってくるかもしれませんが

現役学生、既卒社会人に共通して聞かれそうなこと

  • 趣味は?
  • 休みの日何してる?
  • 友達と何している?
  • なぜその応募言語を勉強しているの?
  • 希望の地域でなくても大丈夫か?
  • 現地での楽しみは何か?

学生であれば

  • 今しているアルバイトについて
  • 大学で勉強していることについて
  • 留学はしたことある?
  • 部活動について
  • 親は海外に行くことを賛成しているか?
  • 派遣員後の進路はどう考えているのか?

社会人であれば

  • 今の仕事についてのあれこれ
  • どんな仕事なのか?
  • なぜそれを辞めてまで派遣員になりたいのか?
  • 派遣員をやった後はどうするのか?
  • 年齢が高いが、若手の職員と上手くやっていけるか?

私は昔地震のあった地域に住んでいたので、「もしかしてそのことを聞かれるかも?」と一応準備していました。

あと、マイナス面を突かれた時も焦らずできるだけ笑顔で答える。

例えば「資格を持っていませんね?」と質問されたとき、

「今は持っていないが資格取得に向けて勉強中で、次の試験を受ける予定である」

などと前向きな発言に変えていきましょう。

外国語面接試験(英語・その他外国語)

まず大事なのは、「自己紹介」を応募言語で言えることではないでしょうか?

そしてその内容に対して面接官から質問がくる事を考えて、答える内容を考えたら良いかと思います。

想定質問

  • 大学名・学部・学科
  • 部活
  • アルバイト
  • ボランティア
  • 趣味はなに?
  • どんな仕事をしているのか?
  • 何年ぐらいその仕事をしているの?
  • 海外に行ったことはある?
  • 何年留学していたの?
  • 留学先はどうだった?
  • 海外でどんな料理を食べたの?

仮に派遣員に受かった後どんな仕事をするのでしょう?

便宜供与・事務補佐・広報業務があると考えられます。

便宜供与

公用で海外に来られる出張者への業務を行います。

飛行機関係

航空券の手配、荷物の管理、トラブル対応

ホテル予約

ホテル予約、チェックイン、荷物預け・受け取り、チェックアウト、食事、トラブル対応

会議室の予約

会議室予約方法、キャンセル方法、会議室で使用する物品の名称、トラブル対応

レストランの予約

レストラン予約、道順、ドライバーへ道順の伝え方、トラブル対応

事務補佐

公館内の備品管理、会議の資料作成、会計など

広報業務

日本文化を紹介する広報業務の補佐を行います。

日本文化に関して応募言語で説明する。

日本文化、七五三、七夕、端午の節句、節分、ひなまつり、お正月、などなど簡単に説明できと良いでしょう

病院対応

急に体調が悪くなる可能性もありますよね。

急病時の対応、手配、病院の場所の把握など

以上の内容を想定して応募言語で答えられる練習をしてみましょう。

日本語面接であれば、急に答えにくい質問がきてもなんとか答えられる可能性が高いですが、外国語面接だと緊張している上にとっさによく分からないトラブル対応の質問をされて、しかもあまり知らない単語を使われたりすると、頭が真っ白になってしまいますよね。

できる限り事前想定して望みましょう!

以上面接で聞かれるかも?の内容をお伝えしましたが、これらは派遣員に受かった後でも仕事で使えることなので、面接の練習でなくともやってて損はないはずです。

派遣員試験に落ちたら

最後は結局縁の問題だと思います。

筆記試験も通り、面接の手ごたえも悪くなかったけど落ちた・・・という事はあると思います。が、結局「縁」だと思います。

あなたが悪いのではなく、もっと適性な人がいただけであるということ。

もしかすると、自分は女性だけども受験地域の公館は男性を望んでいた。

また、ある程度年齢が上よりも若いフレッシュな人を望まれている。

またマイナー言語もできるが、英語もできる人であればなお良い、、などなど。

「このオーディションはある特定の目的に合わせてそこに合う人を探すだけで、皆さんが特別かどうかというのは全く関係ありません。1人1人が特別じゃなかったら生まれて来なかったはずです。」

これはNiziUのプロデューサーのJ.Y.Park氏の言葉。

このように「ある特定の目的に合わせてそこに合う人を探すだけ」であるということ。

結局自分の能力と受入れ側との「マッチング」だけである場合も多いと思います。

しかし、仕事で使う語学試験が全くできなかったのであれば、そこは改善するべきです。あと、役所的な縦社会でもあるので、自分を出しすぎない謙虚な人が好まれるのもあるでしょう。

特殊な仕事なので良い経験にはなりますが、2年間で終了はなんだかもったいない気もします。学生時代に派遣員採用であれば、また新卒で民間企業へ入りキャリアを積むこともできますが、既卒で受かって帰国後の進路どうしよう・・となるかもしれません。

1次試験に合格していればある程度語学を頑張ってきていると思います。その強みを生かし海外で働けるような企業に行くのも手だと思います。

もちろん派遣員に受かり仕事を全うすることは素晴らしいことでしょう。しかしその肩書を自慢したり肩書を利用して努力を怠ってその後の人生を生きていくことは愚かであるとも言えます。

問題は今後の人生をどう生きていくか。それこそが最も大切な事であるといえます。過去を振り返らずこれから先の事に目を向けていきましょう。