エジプトにリゾート地?
はて、そんなものあったかいな?
ですよね~
私も昔は砂漠とピラミッド、イメージカラーは茶色なんですけど?!と思っていましたが
茶色からエメラルドブルーに変わります。笑
大きく分けて、地中海と紅海にきれいなビーチリゾートが広がっています。
紅海はダイバー憧れの地でもありますよね!!
- 紅海はサンゴ礁が多くカラフルな魚がいる!ダイビングやシュノーケルにおすすめ!
- 地中海は何といってもきれいな澄んだ青い海。のんびりするのにおすすめ!
紅海と地中海から行ける、近くのエジプトの世界遺産も一緒に紹介していますのでよかったらご覧ください!
ではさっそく見ていきましょう~!!
2023年4月にエジプトに行ってきました!!
もしエジプトに行きたい!!という方いらしゃったら参考になるかと思います!
エジプト行きの航空券を skyticket で見てみよう!
エジプトのリゾート地 おすすめ 地中海側
きれいでしょう!!
地中海側は石灰岩が多く、白い砂浜が光を反射してとても澄んだ青色を見せてくれます。
マルサマトルーフ
私の推し海 NO.1 !!
マルサマトルーフの一番の見どころ「シャーティ・アギーバ(アギーバビーチ)」
ちょこちょこ魚は見れます!ギョギョ!
癒される海。
ずーっとのんびりしていたい。
ここマルサマトルーフは、お隣の国リビア国境に近い街です。
マルサマトルーフでよく「一緒に写真を撮って!!」と声をかけられることが多かったです。女性にも、男性にも。日本人が珍しいのかな?
紅海のリゾート地よりはマイナーな場所ですし、地中海側のエジプト第2の都市アレキサンドリアに行って終わる方も多いからでしょうか。よほど海が好きでなかったらあんまり来ない場所なのかもしれませんね。
「エンティ ヘルワ、ヘルワ(あなた かわいい、かわいい)一緒に写真撮りましょう!」
と言われたり、
イケメンベドィンお兄さん達に「僕たちと写真撮って!!」と言われたり。
え、私芸能人ですか?笑
しかもお兄さんたちは、だれが私の横になるかでケンカし始める事態に。
わたし、
北川景子 なのかと思いました。笑
そしてぶらぶら歩いていたら、とあるお兄さんが「ユーアービューティフル」と。
一緒に岩場に腰掛けながら「ユーアービューティホー」という曲を延々と聞かされました。
そんな街マルサマトルーフ。
プチ芸能人気分を味わいたい方にはおすすめです。
ほんまかいな!?おもしろすぎっ!
首都カイロに比べると田舎なので、割と保守的な街に感じました。ベドウィン(遊牧民)も多く、ベドウィンのレストランもたくさんあります。
夏が旅行シーズンで、私が行った10月はほぼお店が締まっていました。行かれる方は5月~9月くらいがベストです。
アレキサンドリア
エジプトの首都カイロに次ぐ、第2の都市アレキサンドリア。
紀元前4世紀にアレクサンドロス大王によって建設された街です。
ビーチリゾートも楽しみつつ、観光地もたくさんあります。
カイト・ベイ要塞
現在は小さな軍事博物館になっています。
古代世界の7不思議「ファロスの灯台」が建っていた跡地に、1480年マムルーク朝のカイト・ベイが建てたもの。しかし当時の物は1882年のイギリスの攻撃により崩れ、今の要塞は再建されたものです。
アレキサンドリア図書館
紀元前3世紀に設立されたのが、初代アレキサンドリア図書館。50万冊もの本を所蔵していたがその後、破壊されてしまう。本と共に貴重な知識も失われてしまいました。
新しい図書館は2002年にオープンし、図書館、会議場、地下には考古学博物館があります。
アレキサンドリア図書館の内部。
他にも
- コームッシュアーファのカタコンベ
- ポンペイの柱とセラペウム
- ロイヤルジュエリー博物館
- モンタザ宮殿の庭園
などたくさんの見どころがあります!!
アレキサンドリアのホテル探しは Hotels.com
アレキサンドリアから行ける世界遺産
アブー・ミーナー、またはアブーメナと言われるエジプトの世界遺産です。
1979年文化遺産登録。アレキサンドリアからバスで約1時間半ほど。
原始キリスト教の一派「コプト教」の聖地。
キリスト教の聖者、聖メナス(ミナ、またはメナ)の遺体が埋められた場所とされ、その後数々の奇跡が起き、巡礼者が来るようになりました。
アブー・ミーナ―修道院
1959年に建てられた近代的な修道院で、3000人を収容できます。
エジプトのリゾート地 おすすめ 紅海側
エジプトの紅海は北はイスラエルとの国境から南はスーダンまで約800km以上にもなります。
紅海は幅が狭く場所によっては水深が深くなっており、沈殿物が浮かび上がってこないので、水の透明度がとても高くなります。南端が狭い孤立した海のため外部の生物が入って来ない。そのため、ここでしか見られない固有種が豊富に見つかります。
ハルガダ Hurghada الغردقة
ハルガダの場所
首都カイロからずーっと下に下って海沿いにある紅海沿岸で最大の都市、ハルガダ。
もともとは小さな漁村だったところが観光地として開発され、短期間で驚くほど変貌を遂げた街。
ヨーロッパからの直行便が乗り入れており、リゾートやバカンスを楽しむヨーロッパの人たちでにぎわいます。
ハルガダのホテルは Hotels.comをチェック!!
ダイビングポイント
ハルガダの近くにあるギフトン島が有名ですね。そこを起点にたくさんのダイビングポイントがあります。
ヨーロッパ人が多い
亀やイルカも見れるようです。
主なダイビングサイト
- Bluff point
- Shab Umm Usk
- Wreck-Chrisoula K
- Wreck-Camaic
- Wreck-Giannis D
- Abu Nahas southern Reef
- Siyul Kebira
- Blind Reef
- Siyul Saghira
- Shadwan North Reef
- Shab Abu Shiban
- Shab el Erg
- Shab Abu Nigara
- Umm Qumar
- Shab Saqhir Umm Qumar
- Careless Reef
- Giftun North Reef
- Little Giftun
- Giftun Reef
- Little Giftun South Reef
- Abu Ramada
①~⑯まではハルガダから少し離れたところにあるダイビングポイント。
⑰~㉑はハルガダからも近く有名なポイントです。
私も、ここハルガダでダイビングをしました。ライセンス取り立てホヤホヤのひよっこ!よく行ったなと今思い返せば思います。
ギフトン島近辺、ボートで沖に出てからのエントリー。
行った場所は「turtle bay」「El fanus(アラビア語でランプの意味)」「Giftan Saghir(小さいギフトン島)」
私以外はヨーロッパからの旅行者で、みんなおもしろくて割と年齢層高め。オランダ人が「イルカ見たよ!!」と大興奮でした。
そして、おいしい昼食付!
めちゃデカいウツボがたくさんいてちょっと怖かったです。
ウツボ 海の恐竜ていう感じでひらひら泳いでる姿は圧巻です。
ハルガダのホテルは Hotels.comをチェック!!
ミナモスク
ハルガダの海に面して建つ、とてもきれいなモスク。
2012年にオープン。10,000人を収容でき、2つの高いミナレット25のドームを持ち、イベントホールもあります。
エル・ゴウナ
ハルガダから20キロほど北に行ったところにある高級リゾート地。
モハメドサラー(ムハンマドサラーフ)選手もよく来ているようですね。
1990年ごろ、エジプトのオラスコムという会社が手掛けています。
シャルム・エル・シェイク Sharm el-Sheikh شرم الشيخ
西はスエズ湾、東にはアカバ湾の深い湾に囲まれたシナイ半島の先端にある街。1968年頃に開発され始めました。
シナイ半島にはエジプトで3番目に大きいシナイ砂漠があり、モーセが十戒を受けたとされるシナイ山があることでも有名です。
そしてシナイ山には「聖カトリーナ修道院地域」として2002年に登録された世界遺産があります。
古代においては、銅、マラカイト、ターコイズなどが豊富にあり貴重な地域でした。
海に目を向けると、先端の国立公園にもなっている「ラス・ムハンマド」から「ターバー」まで広がる水中の景色は本当に息をのむほど素晴らしいものと言われています。
シャルム・エル・シェイクのホテルは Hotels.comをチェック!!
シャルム・エル・シェイクの地図
ダイビングポイント
たくさんのダイビングポイントがあります。
- Jackson Reef
- Woodhouse Reef
- Thomas Reef
- Gordon Reef
- Ras Nasrani
- White Knights
- Shark Bay
- Tiger Bay
- Far Garden
- Middle Garden
- Near Garden
- Tower
- Pinky’s Wall
- Amphoras
- Turtle Bay
- Paradice
- Fiasco
- Ras Umm Sid
- Temple
- Marsa Ghozlani
ラス・ムハンマド国立公園に立っているモニュメント
シナイ半島の南端にはラス・ムハンマド岬があります。
ラス・ムハンマド国立公園は1983年に保護地域に指定されました。
この地域には野生動物がたくさんいて、キツネ、ネズミ類、クサリヘビ、コウノトリ、ミサゴ、ワシ、タカ、ハヤブサ、セキレイなどを見ることができます。
魚たちの乱舞
ラスムハンマドの近くシャドワン島では沈没船をたくさん見ることができます!
というのも、ティラン海峡とスエズ湾の入り口付近では強い潮流があり、船乗りたちには知られた危険地帯だったそうです。
特に、アブヌハスというポイントは難破船の墓地として有名です。
マングローブの森もあります。マングローブは汽水域や海水の中で育ち、塩分は葉の裏側から落ちる仕掛けになっています。不思議。魚の繁殖地や鳥の生息地になっています。
他には岩に2000万年前から75000年前のサンゴの化石を見ることができます!
シャルム・エル・シェイクのホテルは Hotels.comをチェック!!
ダハブ Dahab دهب
バックパッカーに大人気の地、ここダハブ。
恋の街とも言われていますね!若くて元気な若者がたくさん集まる街ならそら恋も生まれるやん!て話です。
ダハブの場所
ハルガダやシャルム・エル・シェイクの高級リゾート感ではなく、安いホテルやレストラン食堂などあります。
おいしいごはんを食べつつ海を眺める。のんびりできる街。
ダハブのダイビングポイント
ダハブ周辺で北から南までのポイント。
- North Ras Abu Gaulm
- South Ras Abu Gaulm
- El Bells
- The blue hole
- The canyon
- Abu Talha
- Ras Abu Helal
- Eel Garden
- The Lighthouse
- Banner Fish Bay
- Mashraba
- The Islands
- Napoleon Reef
- The Seven Pinnacles
- Southern Oasis
- Golden Blocks
- Moray Garden
- Three Pools
- Umm Sid
- The Caves
- Gabr El bint
私はここダハブでダイビングのライセンスを取りました!!
PADIで金額は392ドル。当時のレートで約43,000円です。
ダハブは基本的にビーチエントリーです。なのでダイビングポイントまで重いタンクを背負って歩きます。修行やん。。笑
⑩のBanner Fish Bay 初ダイビングポイント
Banner Fishとはハタタテダイのこと。記念すべき初ダイブはこのポイントでした。初心者でも潜りやすく、たくさんの生物が見られるポイントの様です。トレーニングポイントみたいですね。
透明度20mってログブックに書いてましたが、すんごい透明度です。
てかログブックつけてて良かったし、ずっと大切に持っていてよかったです。
断捨離が流行っている昨今ですけど、これはずっと大切な思い出。
Canyon
オープンウォーターが終わって、アドバンスになってから行ったポイント。
古代の地震活動によってリーフテーブルに大きな裂け目ができたそう。
とっても幻想的でした。
Bells とBlue Hole
ブルーホールはその名の通り、でっかい穴です。紅海ではとても有名なスポットだそう。しかし事故も多く、危険な場所でもあります。が、ちゃんと安全にダイブしていれば大丈夫でしょう。max26mほど潜ったのですが、周りは崖みたいになっていてちらほら魚が見えます。ちょっと怖くてガイドの先生についてくのに必死すぎてあまり楽しめていません。
Eel Garden 個人的に一番好きだったのはこのイールガーデン!!
白い砂地から、ぴょこぴょこ細いアナゴちゃんが顔をのぞかせていて、波のリズムに合わせてゆらゆら揺れています。白い砂地に、上からの光が差し込んできて何とも言えないキレイさ。
ツバメウオちゃんは人懐っこく、一緒に泳ごうと近づいてきてくれます。かわいすぎる!!
max15mなので初心者でも潜りやすかったです。
あと潜ったポイントは
Mashraba、The Lighthouse、Moray Garden、The Islands、Three Poolsなどです。
めっちゃ潜ってるやん!と思ったのですが、当時はライセンスの講習が大変で、楽しむ余裕はあんまりなかったです。
シナイ半島の世界遺産
シナイ山
モーセが神から「十戒」を授けられたとされている場所。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の共通の聖地です。
標高2285m。ダハブから近いのでツアーを組んで連れて行ってもらえます。
聖カテリーナ修道院
聖カテリーナは4世紀にアレクサンドリアで殉教した初期キリスト教の聖人だそう。
伝説によれば聖カテリーナの遺体は天使によって運ばれ、600年後に聖カテリーナ山頂で修道士たちが腐敗していない状態で発見したそう。
世界遺産には2002年に文化遺産として登録。
創建されたのは6世紀で、それ以来修道士たちが静かな生活をおくりながら修道院を守っています。今でも修道士の修行の場になっています。コプト正教でなく、ギリシア正教です。ギリシャのアトス山の修道院から派遣されて来ている人が大部分だそう。
朝方は結構冷え込むので、毛布などを羽織るのがベストです。毛布の貸し出しなどもありました。
エジプトのリゾート地まとめ
日本人にはあまりなじみがないですが、ヨーロッパからは直接飛行機が飛んでいて、昔から人気のリゾートエリアです。
プラス、近くに世界遺産があって観光もできちゃいます!!
ダイビングの機材は古いものをずっと使っているお店もあったりするので、必ず安心できるダイビングセンターで頼むのが良いかと思います!
ハルガダのさらに南へ行った所もまだまだ開発中であり、ジュゴンを見られるポイントもあるなど、今後も楽しみなエジプトのリゾート地です。
そして、エジプトのリゾートへは、、
生きてるうちに行け!!
ええ、死ぬまでに行こう!ってよく聞くので、私は生きてる間に行こうよって言っときます!
ええ、コロナ禍で本当に実感しました。行けるうちに行っておいてよかった!!と。
そう、人生分かりません。急に病気になるかもしれません。紅海だけに、後悔しないようにしましょう。
うまい!!山田くーん!!ざぶとん!!
エジプト行きの航空券を skyticket で探してみる。
ホテル探しは Hotels.com